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私たち人も動物も植物も・・・生きている全てのものに
“きれいな水”が必要です。
“きれいな水”は何処から生まれてくるのでしょう?
ある漁師の話です。
牡蠣の漁をしていて、ある時パッタリと牡蠣が獲れなくなった。
どうしてだろう?
海を見てもその原因は分からなかった。
そして、山を見た。
山の景色が変わっていることに気が付きました。
山の木が切られ、杉しか植えられていない。
直感で山に理由があると思ったわけです。
「おいしい水は豊かな森林に育てられる」
その漁師は山に木を植え始めました。
広葉樹を植えました。
そして10年後。
海に牡蠣が戻ってきたのです。
海に流れ込む”水“がきれいになり、牡蠣が戻ってきたのです。
大自然の”土”と”バクテリア“が”きれいな水”を育てていたのですね。
“元気な土”がきれいな水の“お母さん“
森林の広葉樹の葉が土の中のバクテリアを育てバクテリアが有機酸を作り有機酸が岩の中の「ミネラル」を溶かしこの「ミネラル」が「水」の中に溶け込みます。

「きれいな水も森林が育てる」
土の中の小さな微生物・バクテリアが、なんとあの固い岩の中の「ミネラル」を溶かし出して、ミネラルリッチなおいしい水を作っているのですね。
こうして微生物の働きで生まれた「おいしい水」は、今度は長い歳月、「土の浄化作用」を受けて“きれいな水“に磨かれていきます。
“きれいな水”は“元気な土”がエネルギーを与えているのですね。
微生物が沢山生きている「元気な土」が「水」のお母さん。
岩の中の「ミネラル」を溶かす程の・・・大役を果たしている微生物は酸性雨が降ってしまうと生きられないのだそうです。
微生物の生きられる”健全な森林の環境“が水の源・・・「水源」なのですね。
”おいしい水“と”きれいな水“は豊かな森のたくさんの力が集まって育てられていることが分かります。
参考文献:『水の循環』山田國廣 藤原書店



